デモ政治の問題 2012 11 4

2012年10月29日の時事通信社には、このようなニュースがあります。

「デモ政治」に危機感、寧波抗議 
民意勝利の一方で、安定優先で報道禁止・中国

【北京時事】中国浙江省寧波市で、
石油化学工場の建設に反対する数千人規模の抗議行動が発生し、
市政府は28日夜、毒性の強いパラキシレン(PX)生産事業の撤回を発表した。
 ミニブログ「微博」(中国版ツイッター)には、
民意が政府の譲歩を生んだ「勝利」という歓喜の声が相次いだ。
(以上引用)
 これに対して、知識人らの間では、
「議会や司法が民主的に機能せず、
混乱が大きくなるほど事態が動く『街頭政治』(デモ政治)が横行する現実に、
危機感も高まっている」という。
 共産党機関紙・人民日報系の国際問題紙「環球時報」(29日日付)は、
「『勝利した』と言う人もいるが、
広場や街頭の群衆が、
複雑な重化学工業プロジェクトの運命を決めるというモデルに勝者はいない。
中国全体が敗者だろう」と指摘した。
(以上、引用)
 中国では、知識人や新聞が、
「デモ政治」の危険性に気づいているようです。
中国は大国だから、知識人が多く、理性的な思考ができる人がいるのでしょう。











































































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